ケース特有の家を貸す注意点
最後に
【チェックポイントを抑えてトラブルを回避】
・賃貸借契約の種類やその内容について、細かくチェックする
・管理業務にはどのようなものがあるのか、あらかじめ把握しておく
・慎重な収支計画を立てる
不動産会社では、使わない家を活用する方法について、相談に乗ってもらうこともできます。
自分だけで判断するのが難しい場合は、専門家の意見を仰いでみることを強くおすすめします。
また、家を賃貸に出すに当たっては、何よりも大切にしてほしいポイントがあります。
それは、「すぐに一つの不動産会社と話を進めようとしない」ということです。
不動産会社とのやりとりはそれが複数になればなるほど、面倒で手間もかかります。
そうなると、「早く決めてしまいたい」という心理から、最初にとってきた不動産会社と話を進めてしまいがちです。
しかし、よく考えて頂きたいことは「家を賃貸に出す」ということは、あなたの大切な不動産の管理を第三者へ依託をして、いわばあなたが「経営者として」賃貸経営を行うという行為です。
結果的に多額のお金が動く商取引になります。
それゆえ、あなたの家の管理をしっかり任せられる実績と実力がある管理会社を探すべきです。
つまり「信頼のおける不動産会社・営業担当者」と出会いを求めて、且つ「良い条件で賃貸に出す」ことを何よりも優先すべきなのです。
また、比較検討するなかで、他の会社の査定内容を探ってきたり、なぜか一社だけ飛びぬけて高い賃料を提示してきた場合は要注意です。
担当者が契約を取りたいがために、高い賃料を提示している、という事情が隠れている場合もあるかもしれません。
そのような事情を見抜くためにも、比較検討は必要です。